木造聖徳太子立像
(もくぞうしょうとくたいしりゅうぞう)
孝養太子、あるいは十六才の太子像と呼ばれるもので、
文化六年(1809年)高田の本誓寺から下賜(かし)された譲状が残っており、制作もその頃かと思われます。
檜材の寄木造りで像高110.5cm、近世像としてはおだやかでまとまりのよい作で、彩色仕上げも入念です。
榧材(かやざい)の一木造りの孝養太子像が像内に納められてます。
聖徳太子立像をご覧になりたい場合は、必ず事前に浄覚寺(Tel:0258-46-5804)へご確認ください。