根立寺の観音堂
(こんりゅうじのかんのんどう)

根立寺の観音堂

 根立寺の観音堂は、間口三間・奥行二間半の外陣に、間口二間・奥行二間半の奥之院(内陣)のついた間取りで、 濡縁と向拝(ごはい)づきの造り、用材は欅(けやき)と杉、斗組(ますぐみ)は三重、屋根は二重垂木になっており、 桁上に配された十二支の彫刻や濡縁奥の左右の袖板の彫り物など、たいへん趣向を凝らした造りです。
 根立寺は真言宗で、堂内には正観音(住職一代一回御開帳の秘仏)を安置し、越後三十三観音の第十八番札所となっています。

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