気比神社の古鏡
(きひじんじゃのこきょう)

気比神社の古鏡(モノクロ)

 気比神社の古鏡は、文政11年11月12日(1828年)の三条地震で社殿の裏山が崩壊した際に円形三面、 大正4年(1915年)本殿新築のときに方形一面の計四面がいずれも甕(かめ)に入って発見されました。
 東京国立博物館の審査を受けたところ「年代は四面とも平安朝後期のもので藤原鏡と呼ばれている」との鑑定を受けています。
 昭和52年5月に調査された新潟県文化財調査審議会委員の中村考三郎 氏によれば、 現在古鏡で県の文化財指定を受けているものはいずれも円形で、方形のものは見当たらないとのことで、県内でも珍しい逸品です。

 気比神社の古鏡をご覧になりたい方は、三島郷土資料館へお越し下さい。

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